“皆のベストフォトマネージャー”は“私のベストフォトマネージャー”と見た目はほとんど同じです。しかし、写真のデータを保存しているデータベースの取り扱いについては大きく異なっています。
“私のベストフォトマネージャー”では、“私のベストフォトマネージャー”がインストールされているパソコンと同じパソコンにデータベースが保存され、写真データの読み出しや保存などは“私のベストフォトマネージャー”が行なっています。
一方、“皆のベストフォトマネージャー”では、データベースはサーバーと呼ばれるパソコンに保存され、サーバーのデータベースソフト(RDBMS)が他のパソコン(クライアント)からのリクエストに応えて、データの読み出しや書き込みを行っています。
サーバー上のデータベースには、さまざまなクライアントPCから同時にデータベースへのアクセスが起こります。RDBMSは、データが壊れないように自動的に対応処置をとります。クライアントのユーザーがそれを意識する必要はありません。つまり、データが壊れないようにRDBMSが処理してくれるのです。
“皆のベストフォトマネージャー”では、そのRDBMSとしてFirebirdを使っています。Firebirdはオープンソースのソフトウェアで、MySQLやPostgreSQLと並ぶ本格的なRDBMSです。インストール方法も簡単でインストール直後からすぐに使い始めることができるほど、使い勝手に優れています。
“皆のベストフォトマネージャー”がFirebirdを使うのは、RDBMSとしての基本性能の高さだけでなく、その使い勝手の良さもあるからです。
“皆のベストフォトマネージャー”には次の特徴があります。